2011年11月24日

追憶

短い間の親孝行、わずか半年、面会、結婚、孫抱き、病院からの外出、外食、手料理、誕生日プレゼント、駆け足でした親孝行、同居の夢もむなしく、楽しく過ごした10日後に、圭司パパのお父さんは、旅立ちました、父になり、父の気持ちをこれから理解しつつ、長い旅をします、旅の心の友として、この半年間のお父さんとの温かい触れあいがあります、会わずじまいでめも無理もない疎遠の親子に、神様のお情け、親孝行する幸せをほんのひととき、与えて下さいました、どれ程、これからの彼の人生にどれ程の勇気をいただいた事やら、人を愛する事、許す事、信じる事、何よりも命の尊いこと、教えていただきました、親子であろうが無かろうが人を大切にして、温かく生きていくことの喜びを学べたことは、財産です、たった一人で、誰も恨まず生きて来たのに、神様は彼を一人にしませんでした、今伊豆の国市でお父さんは荼毘に伏され、兄と妹、従兄弟や叔父まで、会えたのです、枕を並べて寝たり昔話に花が咲き、思いもよらない、人生が始まりました、故郷に背を向けて生き
て来たのに、今は、もっともっと、昔を懐かしめる、足を向けるたび、新しい発見がある。とがっていた懐かしい自分もいた、何でも思い出していい、過去に潰される自分はもう居ない 今日は風が強い、兄弟をのせる長岡のロープウェイが動いていればいいな、山梨と伊豆を阻む富士も今日はさぞかし美しい事だろう



Posted by ソナタ02 at 13:24│Comments(0)
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