民芸衆団　奏鳴曲(みんげいしゅうだん　そなた)の新・ブログ

書いた事か、じっくりじっくり新聞紙に、４日の夜、ようやく書き初めが仕上がり、５日の日がたった１日のお正月だったかな、その字を見た時、涙が出るほど、のびのびと、堂々としていた、何をしても、おびえた目で、恐々人を見る子が、このように堂々とした字が書けるなんて、誰もが誉めた、『美月うまい！』あまり誉められ事がないので、信じ難い目をしていたが、５日間、かかってようやく仕上がって、初詣でお年玉が使える事の方が嬉しかったようだったが、学校に書き初めの清書を提出したとき、先生に『自分で書いたのか？』と聞かれたと言う、『はい』と言うとまた『お父さんが書いたのか？』と聞いたと言う、『お父さんは教えてくれません』と言うと『独特の字だ、大人の字だから、子供の字の方を選ぶ』と言って他の人の習字を１枚だけ、持って行ったと言う、大人の字だからと次の日も、次の日も、宿題を出すたび言われたという、１０才の子供が、納得出来るのだろうか、選ばれようなどと、思っていない、疑われたり、叱られたり、何が何だか解らないのだ、信じ
ようとしている恐いお母ちゃんに誉められ、みんなに誉められた書き初めが、じくじくといじめられる事になったのだ。『これで他人を信じられるか！』美月は、全てがノロいが、漢字ドリルも日記も、汚く雑に書いたことはない！これだけは気の短い私も叱らずに２年間、見てきた、二年生の今ごろ、ここに来たが、字はほとんど知らなかった、掛け算も、１から散歩しながら覚えた、ゆっくりだけれどしっかり進んできている、善し悪しも『じたっ』と大きな目で、感じている、強い子だ、美月の大きな瞳に映る大人の姿、自分の姿を、大人は、まず、省みよう、昔は寒い講堂で一斉に緊張して、書き初めを書いた、誰が金紙を貼られるのか、それはそれは必死で書いた、家でも稽古した、学校も、生徒を疑うなら、手を抜かず、公平にやったらよい、一生懸命やっている子も居るんだよ！塾にも行ってないから自己流さ、そこの何処を勉強したらよいのか、解るように教えててあげて下さいよ！、初めての書き初めです、新しい年、早々に、涙ですよ！親の私も、悔しくて寝られません、子供
の心を大切にするということ、忘れてませんか？先生の赤いインクの字は、全く冷たく感じるのは、私と美月だけでしょうか！罪もない子は、眠っていますが、また、明日学校に行かなければなりません、毎日じたじたと、可哀想になります、親バカでしょうか？